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・・・ 令和4(2022)年度 自己評価・学校関係者評価報告 ・・・

令 和5年3月17日
認定こども園ゆりかご幼稚園 園長 三吉圭子
 今年度も教育の質及び幼稚園運営の改善と向上のために、「学校評価」を実施いたしました。保護者の皆様にご協力いただきました「令和4年度認定こども園ゆりかご幼稚園の教育及び運営に関する保護者アンケート」の結果を基に、教職員全員で幼児教育の質や園運営について、反省や課題を確認したところです。また、学校関係者評価委員の方々からご意見をいただき、その結果を以下の通りまとめました。
 皆様にいただきましたご意見・アドバイスを踏まえ、これからも幼児一人一人の健やかな成長のために、教育の充実・向上、より良い運営に努めて参りたいと思っております。尚、保護者の皆様からご協力いただいた「アンケート」の集計結果についても、ご覧ください。


1.本園の教育目標
園 訓  「しずかなこころ」
教育目標「生きる力の基礎を育み、心豊かなたくましい子どもを育てる」
<めざす幼児像>
@明るく元気な子ども
A思いやりのある子ども
B生き生きと表現する子ども
Cよく考え工夫する子ども
D感謝の心を持つことができる子ども 

2.今年度学校評価の重点として取り組んできた目標・計画
 本園は教育理念・目標を基にカリキュラムを作成し、日々保育にあたっております。
その中で学校評価に取り組むにあたり、今年度は次の三つをポイントにして、教職員が環境・活動内容・指導の方法など研修・研究を進め教育内容の向上に努めて参りました。
幼児が生きる力の基礎を育み、自分の思いや考えを言葉で表現し、周囲の人・物との
かかわりを豊かにするための活動や環境について研究を進める。
感染状況に合わせた対応により、新型コロナウィルス感染症の予防に努めながら、
幼児の育ちを保証できる園生活の運営方法を探る。
改定した危機管理マニュアルについて、教職員が理解共有して実践し、検討・修正を
図り、安心・安全な運営体制を整える。

3.具体的な取り組みについて
    評価 A:十分に成果があった B:成果があった C:少し成果があった D:成果がなかった
番号 評価項目 評価 取り組み状況
思いや考えを言葉で表現し、かかわりを豊かにするための活動や環境についての研究を進める
@ 遊びの中で幼児が発する言葉等からイメージを読み取り、素材や配置など環境を工夫し、幼児がやりたいことを実現し、満足感が得られるように努めてきた。
A 日々の保育の中で、心が動く「言葉」や「場面」を「本日のきらり」として記録し、保育教諭の気づく目を養うとともに、園内研修の中で「キラリ」を持ち寄り、幼児の思いやその背景を検証し幼児理解や環境・援助のスキルアップを目指して取り組んできた。
新型コロナウィルス感染症の予防について、教育・保育における対応や、保護者や山辺町との連携協力体制は充分であったか。
@  新型コロナ感染症に関する情報や園医の指導のもと、園児の安全をしっかりと確保すると共に、幼児期に経験させたい活動等を実施できるような方法を工夫して、教育・保育の実践に努めてきた。
A 山辺町や町内の保育施設・小学校とコロナの情報を共有できるよう、緊急メールを互いに受信可能にして連携・対応することができた。
改定した「危機管理マニュアル」を教職員が理解共有し、安全な運営体制で実践していたか。
@ 幼児一人一人を大切にするという思いを教職員が再認識し、それぞれの役割やとるべき行動を理解し、教職員の協力体制について避難訓練や研修を通して理解できるよう努めてきた。
A 実際のケガやヒヤリハットの場面・場所について伝え合い、原因や防ぐ方法について検証して教職員が共有し、安心で安全な生活運営に努めてきた。

4.総合的な評価結果
    評価 A:十分に成果があった B:成果があった C:少し成果があった D:成果がなかった
評価 理 由
B 評価項目それぞれについて成果が認められ、教育・保育の充実につながっている。明らかになった新たな課題について、今後改善に努め、運営や教育・保育内容の向上を目指していきたい。

5.今後取り組む課題
番号 課  題 具体的な取り組み方法
自ら選んだ遊びを深め、小学校教育につながる学びの基礎を育む。 自ら環境に関わりながら試行錯誤して満足感を味わい、小学校につながる学びの基礎を、遊びの中で育むための環境構成や援助の方法についてさらに研究を深める。
保護者の信頼と連携を深める情報発信の方法を工夫する 行事や保育の準備、その他の連絡について、保護者の皆様がわかりやすい方法や内容をご提示できるよう努める。また、保育参観の機会を設定したり、一人一人の幼児の成長を連絡帳や電話だけでなく、それ以外にも伝える方法を工夫し、子育ての楽しさを味わえるよう連携を大切にする。
教職員の連携を深めながら、業務の効率化を図り、やりがいや楽しさを感じる職場を目指す。 保育・教育の質向上を目指しながら業務の効率化を図り、やりがいや幸せを感じながら働ける職場を目指して、本当の意味での「チームワーク」とは何かを教職員みんなで考え、連携を深めていく。

6.学校関係者評価委員会の評価
ゆりかご幼稚園は、多様な活動の中で子どもたちの全体的な発達を促してくれている。そこから小学校教育につながっている。すべて評価はBとされているが、限りなくAに近いBと言って良いと思う。
個人面談や子育て相談で、子どもの育ちを保護者と共有する機会や、保護者同士が語り合う機会は、子育てする上で、良い道しるべとなる。そうした機会をこれからも是非作っていってほしい。
3歳になる孫がYouTubeを自分で見ている姿がある。低年齢児が自分で操作してメディアに触れている現在。そのことが成長に問題を招いている事態があることを、保護者に伝えていってほしい。
コロナ禍の中でもできる方法を工夫して活動・行事を実施されており、園児は行事等の中で達成感や充実感を味わい、保護者も成長を実感できていることは素晴らしいことだと思う。
コドモンの活用によりDXに取り組まれている。また、食育への取り組みやその他についても質の高い教育を目指し取り組んでいることは、SDGsへの取り組みにあたる。社会で必要とされていることを実践されていて素晴らしい。

学校関係者の皆様には、お忙しい中ご参加いただき、たくさんのご示唆と温かい励ましの言葉をたくさんいただきました。今後共子どもたちの健やかな育ちのために教職員一同努力して参ります。本当にありがとうございました。



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