ホーム − 学校評価 − 平成29年度
aquaB_line_bback2.png

arrow_to_down_aqua.gif 結果の公表へ・・・

・・・ 平成29年度 学校評価 指針の提示 ・・・
平成29年度  学 校 評 価 の 重 点

1.本園の教育目標
 園訓「しずかなこころ」を教育の主眼に、社会の変化や困難な状況にも対応していける
「心豊かなたくましい子どもを育てる」ことを目標とする。<めざす幼児像> 
  @明るく元気な子ども  A思いやりのある子ども
  B生き生きと表現する子ども  Cよく考え工夫する子ども
  D感謝の心を持つことができる子ども  
2、本年度重点的に取り組む目標・計画
「生きる力、自主性と思いやり」を育むために、環境や活動を見直し教育の充実を図る。
家庭・地域・行政と連携を図りながら幼児共育の推進に努める。
3、評価項目及び取り組み方法

評 価 項 目

取 り 組 み 方 法 

イメージを膨らませて夢中で遊び、思いを実現するための環境・援助
遊びや活動の様子を記録して子どもの姿を捉え、その背景にある育ちや学び、幼児の経験していることを読み取る。
幼児理解を基に、人とのかかわり、環境とのかかわりを視点にして、それぞれの子どもに必要な経験は何かを探り、能動性が発揮される環境を工夫する。
幼児の姿を記録して教職員で話し合い、幼児理解や遊びの理解を深め環境構成や援助の方向を探り、教師の資質向上を目指す。
幼児にふさわしい生活リズムを整えるための家庭との連携の在り方
アンケートを通して幼児の生活の実態を探る。
保護者に家庭生活や子育てに関する情報を提供し、子育ての不安や悩みに寄り添い、子育て支援や親の子育て力の向上を支援する。

新制度移行の検討と、それに伴う準備や必要な手続き、施設整備等の円滑で充実した内容での実施
国の動向や全体的な現在の状況について情報収集に努め、地域の状況や将来的な展望等を総合的に判断し、準備を進めていく。
地域のニーズ等を踏まえ、子どもたちの成長と幸せのためにより良い環境を整えられるよう、行政と連携を密にして申請書類を整え手続きを円滑に進めると共に、施設整備を実施する。

aquaB_line_bback2.png
arrow_to_up_aqua.gif 指針の提示 へ・・・

・・・ 平成29年度 ゆりかご幼稚園の学校評価結果の公表 ・・・

学校評価結果の公表について
 本園の今年一年を振り返り、更なる教育の向上と幼稚園運営の改善と発展のために、今年度も学校評価を実施致しました。保護者の皆様からご協力頂いたアンケートをふまえて、教職員全員がそれぞれ自己を振り返ると共に園運営について意見を出し合い、学校関係者評価委員の方々にもご意見を頂いて、その結果を公表シートとしてまとめました。尚、保護者の皆様からご協力頂いたアンケート結果も集計して別紙にてお渡し致します。複数頂いたご意見についての検討結果等も掲載しておりますのでご覧下さい。
 これからも幼児一人一人の健やかな成長のために、教育の充実・向上、より良い幼稚園運営に努めて参りたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。



◇今年度学校評価の重点として取り組んできた目標・計画
 本園は教育理念・目標を基にカリキュラムを作成し、日々保育にあたっております。その中で学校評価に取り組むにあたり、今年度は次の二つをポイントにして、教職員が環境・活動内容・指導の方法など研修・研究を進め教育内容の向上に努めて参りました。
○「生きる力、自主性と思いやり」を育むために、環境や活動を見直し教育の充実を図る。
○家庭、地域と連携を図りながら幼児共育の推進に努める。

◇具体的な取り組みについての評価
<イメージを膨らませて夢中で遊び、思いを実現するための環境・援助>

環境や援助を考える上で、一人一人の育ちや遊びのイメージをどう理解するかが重要である。そこで外部講師に指導助言を頂きながら、幼児理解の方法を探り、教員の資質向上を図ってきた。
@ 遊びや生活の事例を基に幼児の思いや学びについて教員間で意見を出し合ったことで、幼児を多面的に理解して援助の方向性を見出す力となり、スキルアップにつながった。
A 記録のとり方を工夫・改善したことで、遊びの深まりや変化などの読み取りを深めることができた。それを次の環境構成や援助に活かしたことで、幼児が試行錯誤して夢中で遊ぶ姿や友だちと協力してさらに発展させる姿があった。

その他幼児理解を深める様々な取り組みによって、子ども達自身が自らやりたいことを見つけ出し、遊びの目的を持って登園する姿が多く見られるようになり、自ら学ぼうとする力につながっていると感じている。

<幼児にふさわしい生活リズムを整えるための家庭との連携のあり方>

「すこやか生活アンケート」を実施して幼児の生活の実態を調査した。その結果を受けて保護者の皆さんが少しでも参考になるような情報の提供を行った。

幼児が自ら意識を持てるように望ましい生活のあり方をわかりやすく伝え、園内でできることは保育の中で実践を
通して繰り返し伝えてきた。

園生活の中で心配な状況が見える場合は、個別に連絡して様子を伝え、保護者の思いに寄り添い連携をとって
励ましながら、子育てを支援できるように努めてきた。

山辺町内の幼稚園・保育園・小学校が連携して取り組んでいる「山辺町生活キャンペーン」などの資料を基に、年長児保護者が集まる機会を利用して、就学に向けて生活リズムを整えておく大切さや身に付けておくべきことに
ついてお伝えし、保護者同士のグループワークを通して気付いたり振り返ったりする機会を持った。

<新制度移行の検討とそれに伴う準備や必要な手続き、施設整備等の円滑で充実した内容での実施>

国や県、町からの必要な情報を収集すると共に、県や町の担当者と話し合いながら、地域の状況、本園の
状況、保護者のニーズや生活の状況等あらゆる面から総合的に検討を重ねてきた。

主役は子どもであることを第一に、最前の方法として今後の方向性を見定めていきたい。

◇学校関係者評価委員の方々より

文化の発展は良いことばかりではなく、マイナスのことも起きてくる。スマホの普及により小中学校でネット依存が増え、不登校等に悩む保護者や生徒が増えている。その種は乳幼児期に始まっている。生活の良いリズムを作ることや、メディアとの接触時間にルールを作り守ることなどの大切さを家庭に伝えていってほしい。また、人とのふれ合い、自然とのふれ合い、友だちとのかかわり等、ゆりかご幼稚園で取り組んでいることの大切さを保護者の方にも伝え、思いを共有してこれからも進めていってほしい。

道徳的な価値観が薄れてきている。いろいろな遊びの中で価値観が頭に入り、遊びという実践を通して身に付いていく。体験不足が懸念される現在、様々な遊びを通して周囲の気持ちに気付き生きる術を獲得させてほしい。

古くから守り伝えられてきた日本の文化だが、生活の中で取り入れている家庭が少なくなってきている。また、野菜や魚などの食物にも季節感がなくなりいつでも手に入るようになったため、「旬」の感激が失われてきている。ゆりかご幼稚園で、おたのしみ会や日々の保育、給食の中で伝えている季節感や習わし、行事の意味などは、これからも是非大切に伝えていってほしい。またそこには相手を思いやる心や親が子を思う愛情であふれていることを発信し、保護者を巻き込んで子どもの心を豊かに育てていってほしい。


aquaB_line_bback2.png
ホーム − 学校評価 − 平成27年度
 
tailor.gif